日本福祉党
党員・協力会員・支持者の皆様へ
拝 啓
梅雨も明け、いよいよ7月12日は第18回参院選投票日です。お元気でお過ごしの こととお喜び申しあげます。参院選の夏は、いつも汗だくで街頭を走り回っている ところですが、今回は事情が異なりました。すでに新聞等でご存じのことと思いま すが、自治省の事前審査など全ての手続きを済ませましたが、公選法の改悪により 巨額の資金繰りを余儀なくされ、各方面を奔走しましたが、間に合わず公示日の午 前10時に立候補断念を決断しました。(別紙「立候補届出断念宣言」参照)
日本福祉党の立候補断念は「ミニ政党受難の時代」の象徴として、マスコミで大き く取り上げられ、また、支持者からは「今度こそはと思っていたが、大変残念だ」 との呻きのメッセージが多数寄せられました。この断念表明は、その後も「カネ持 ちしか出れない選挙制度-公選法の改悪」として、テレビ・新聞が特集記事を組 むきっかけを作りましたが、一方で支持者の棄権を誘う可能性も生じました。
そこで、日本福祉党 選挙対策本部は、支持者の棄権防止の方策として、日本福祉 党の政策理念を実現すべく、特に少数派意見の参画権を実現する公職選挙法の改正 を軸に他党との政策協定の可能性を探るため、6月30日に野党各党(社民、民主、 自由、さきがけ)にFAXにて緊急要請を行ないました。 (別紙「日本福祉党との政策協定について」参照)
真っ先に「さきがけ」からのアプローチがあり、同時に民主党からも面談の申し出 がありました。社民党は選挙中につき、手続きが間に合わないとの理由で断わりが 入り、自由党は我が党の政策の確認をしたのみでその後接触はありませんでした。
7月3日午後3時をもって、他党との政策のすり合せを完了し、その後日本福祉党 本部にて政策協定の相手方の絞り込の作業を行ないました。支持者へのアンケー ト、政策の細部の見直し、積極性などの観点で、午後5時民主党と政策協定を行な うことを決定いたしました。民主党本部に決定通知を行ない、すぐに民主党側と政 策協定内容合意を完了。民主党側の日程で熊谷弘選対事務総長出席のもと7月6日 午前10時45分国会内で調印式、引き続き共同記者発表を行なう日程が整いました。
ところが、真夏のミステリーが起こりました。7月5日(日)午後8時から開催さ れた民主党の幹部会(出席者:菅代表、羽田幹事長、鳩山由紀夫幹事長代理など)で、 1)消費税の非課税品目拡大が民主党の基本政策に適合しない。2)日本福祉党のこ とが良く分からない。という理由で政策協定のストップが突如決定されました。 全く理解不能な理由で一方的に調印式・共同記者発表の日程の取消を民主党選対本 部の堀込征雄議員が電話で通告してきました。
その後のやり取りは、民主党本部の組織内部の恥をさらすことになるので控えます が、弱者の味方を言い、耳に優しく、目に美しいキャンペーンを展開する民主党の 極めてズサンな意思決定過程は国民の支持を得るとは言い難く、ましてや政権を 云々するなどもっての他と言わざるを得ません。公党間の信義として文書にて回答 を再三要請するも、音沙汰なく、最終確認のFAX要請でようやく7月8日午後1 時46分、民主党選対本部事務局長 堀込征雄氏による矛盾に満ちた事務的な一文 がFAXで届いたことをご報告します。
結論として、今回の参院選では、日本福祉党として党員・協力会員および支持者の 皆様に特定の政党を応援するよう要請することはいたしません。選挙区では是非見 識が高く行動力のある候補者を、そして比例区では良識があり、長期展望が見込め そうな政党にご投票ください。(くれぐれも棄権されませぬように)
時節がらご自愛下さいますようお祈り申しあげます。
敬 具
1998年(平成10年)7月8日
日本福祉党
代表 東 三元
本 部 役 員 一 同